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ドラッグストアに並んでいる、たくさんの子ども用歯ブラシ。
「年齢が書いてあるものを選べばいい?」
「毛の硬さは、ふつうとやわらかめのどっち?」
「仕上げ磨き用は別に必要なの?」
種類が多いからこそ、何を基準に選べばよいのか 迷ってしまいますよね。
私も4人の子どもを育てるなかで、 年齢だけで選んだ歯ブラシが使いにくかったり、 子どもに噛まれてすぐ毛先が広がったりと、 何度も歯ブラシ選びに悩んできました。
この記事では、子どもの歯ブラシを選ぶときに 確認したいポイントを、年齢別に分かりやすく紹介します。
- お口に無理なく入る、小さめのヘッドを選ぶ
- 基本は毛先が平らで、やわらかめ〜ふつうを選ぶ
- 子ども用と仕上げ磨き用は分ける
- 年齢表示だけでなく、歯の生え方や口の大きさも見る
- 毛先が広がったら、1か月を待たずに交換する
子どもの歯ブラシは年齢だけで選ばなくて大丈夫
子ども用歯ブラシのパッケージには、 「0〜2歳」「3〜5歳」「6〜12歳」などの 対象年齢が書かれています。
年齢表示は選ぶときの分かりやすい目安ですが、 同じ年齢でも、歯の本数や生え方、お口の大きさには 個人差があります。
そのため、年齢表示だけで決めるのではなく、 次のような点も確認することが大切です。
年齢別|子どもの歯ブラシの選び方
| 年齢の目安 | 選び方 | 大切なポイント |
|---|---|---|
| 歯の生え始め〜2歳頃 | 小さなヘッド、やわらかめの毛、 握りやすく安全性に配慮されたもの | 歯ブラシに慣れる時期。 使用中は必ず保護者が見守ります。 |
| 3〜5歳頃 | 乳歯に合う小さめのヘッド、 子どもが持ちやすいハンドル | 自分磨きを応援しながら、 保護者が仕上げ磨きをします。 |
| 6〜8歳頃 | 生え替わり期の小さめヘッド、 奥歯に届きやすいもの | 乳歯と永久歯が混在します。 生え始めの奥歯を丁寧に確認します。 |
| 9歳頃〜 | お口の大きさに合うヘッド、 細かな部分へ届きやすいもの | 本人磨きを基本にしながら、 必要に応じて保護者も確認します。 |
上の表はあくまで目安です。 年齢が上がっていてもお口が小さい場合は、 小さめの歯ブラシの方が動かしやすいことがあります。
歯の生え始め〜2歳頃
歯が生え始めた頃は、まずお口の中に触れられることや、 歯ブラシが入る感覚に少しずつ慣れていく時期です。
ヘッドが小さく、毛がやわらかめで、 歯や歯ぐきに無理なく当てられるものを選びます。
子どもが自分で持つ歯ブラシは、 小さな手でも握りやすく、安全性に配慮された形状を 選びましょう。
歩行がまだ安定していない幼児が、 歯ブラシをくわえたまま転倒すると、 喉や口の中を傷つける事故につながる可能性があります。
子どもが自分で歯ブラシを使うときは、 座って行い、必ず保護者がそばで見守りましょう。
3〜5歳頃
自分で歯磨きをしたがる気持ちが強くなる時期です。 まず子ども自身に磨いてもらい、その後に 保護者が仕上げ磨きを行います。
乳歯の奥歯まで届く小さめのヘッドで、 子どもが自分で握りやすいハンドルのものを選びましょう。
キャラクターや好きな色を子どもに選んでもらうのも、 歯磨きに参加しやすくする方法のひとつです。
6〜8歳頃
乳歯から永久歯への生え替わりが始まり、 高さの違う歯が混在する時期です。
特に一番奥に生える「6歳臼歯」は、 生え始めの頃はほかの歯より背が低く、 普通に横から磨くだけでは 毛先が届きにくいことがあります。
奥歯まで届きやすい小さめのヘッドを選び、 横から歯ブラシを入れるなどして、 噛み合わせの溝にも毛先を当てましょう。
9歳頃から
自分で磨ける範囲は増えますが、 生え替わりの状態や歯並びによっては、 磨き残しが多くなることもあります。
年齢だけで大人用へ切り替えず、 お口に入れて無理なく動かせる大きさを選びましょう。
定期的に磨き残しを確認し、 必要な場所だけ保護者がサポートする方法もおすすめです。
子ども用と仕上げ磨き用は分けるのがおすすめ
子どもが自分で使う歯ブラシと、 保護者が仕上げ磨きに使う歯ブラシには、 それぞれ違った役割があります。
| 種類 | 特徴 | 選ぶポイント |
|---|---|---|
| 子ども用 | 子ども自身が握りやすいように、 ハンドルが太く短めに作られているものが多い | 握りやすさ、安全性、本人が使いたくなるデザイン |
| 仕上げ磨き用 | 保護者が持って細かく動かしやすいように、 ハンドルが長く、ヘッドが小さいものが多い | 奥歯の見やすさ、毛先の当てやすさ、操作のしやすさ |
子どもは歯ブラシを噛んでしまうことがあり、 子ども用歯ブラシの毛先は早く広がりがちです。
毛先が広がった歯ブラシでは、 汚れを落としにくくなるだけでなく、 歯ぐきを傷つける可能性もあります。
仕上げ磨き専用の歯ブラシを別にしておけば、 毛先が整った状態で丁寧に磨きやすくなります。
わが家でも、子どもが自分で使う歯ブラシと 仕上げ磨き用を分けています。
特に2歳・4歳頃は歯ブラシを噛むことが多いため、 仕上げ用を分けておくと、 「もう毛先が広がって磨けない!」という負担が減りました。
子どもの歯ブラシを選ぶ5つのポイント
ヘッドは小さめを選ぶ
大きすぎるヘッドは、お口の中で動かしにくく、 奥歯や細かな部分へ毛先が届きにくくなります。
お口へ無理なく入り、奥歯まで届く大きさを選びましょう。
基本は毛先が平らなもの
まずは歯の表面へ均等に毛先を当てやすい、 毛先が平らにそろった歯ブラシが使いやすいでしょう。
特殊な形状が必ずしも悪いわけではありませんが、 子どもの歯並びや磨き方に合うか判断に迷う場合は、 歯科医院で相談するのがおすすめです。
毛の硬さは、やわらかめ〜ふつう
硬い毛は、力加減によって歯ぐきを傷つけたり、 痛みから歯磨きを嫌がる原因になったりすることがあります。
迷ったときは、やわらかめ〜ふつうを目安にし、 軽い力で小さく動かしましょう。
歯ぐきに腫れや出血がある場合は、 自己判断だけで済ませず、歯科医院へ相談してください。
持つ人に合うハンドルを選ぶ
子どもが自分で使う場合は、 小さな手でも握りやすい太さや形を選びます。
仕上げ磨き用は、保護者がペンを持つように軽く握り、 細かく動かしやすい長めのハンドルがおすすめです。
本人が使いたくなることも大切
機能だけでなく、子どもが気に入って 「これを使いたい」と思えることも、 歯磨きを続けるうえで大切です。
条件に合う歯ブラシを2〜3本に絞り、 最後は子どもに色やデザインを選んでもらうとよいでしょう。
歯ブラシはいつ交換する?
子どもの歯ブラシは、 1か月に1本程度が交換の目安です。
ただし、1か月経っていなくても、 歯ブラシを後ろ側から見たときに 毛先が外へはみ出している場合は交換しましょう。
- 毛先が外側へ広がっている
- 毛が曲がったり、抜けたりしている
- 毛先の弾力がなくなっている
- 汚れや変色が気になる
- 感染症から回復し、衛生面が気になる
反対に、毎回短期間で毛先が広がる場合は、 磨く力が強すぎる可能性もあります。
歯ブラシを歯へ押しつけるのではなく、 毛先が大きく曲がらない程度の軽い力で磨きましょう。
歯ブラシを噛んですぐ毛先が広がるときは?
小さな子どもが歯ブラシを噛むことは珍しくありません。 「噛まないで!」と毎回強く注意しても、 すぐにはやめられない場合があります。
噛む時期はずっと続くわけではないため、 まずは次のように対応してみましょう。
- 子ども用と仕上げ磨き用を分ける
- 毛先が大きく広がったら早めに交換する
- 歯ブラシをくわえたまま遊ばせない
- 仕上げ磨き中は短く声をかける
- 噛んだら無理に引っ張らず、一度口を開けてもらう
噛んだ歯ブラシを勢いよく引っ張ると、 歯ぐきや唇を傷つける場合があります。 一度動きを止めて、口を開けてもらってから外しましょう。
歯科衛生士ママが選ぶときに見る順番
私が子どもの歯ブラシを選ぶときは、 次の順番で確認しています。
高価な歯ブラシを長期間使うより、 使いやすい歯ブラシを適切な時期に交換する方が 続けやすいと感じています。
わが家で使用している歯ブラシ
ここでは、実際にわが家で使用しているものや、 歯科衛生士として使いやすいと感じた歯ブラシを 年齢別に紹介する予定です。
商品を紹介するときは、 「人気だから」だけではなく、 実際に使用した年齢や、使いやすかった点、 気になった点も正直に追記していきます。
歯ブラシ選びに迷ったら歯科医院で相談しよう
子どものお口の大きさや歯並び、 歯の生え替わり方には個人差があります。
同じ歯ブラシでも、その子によって 使いやすさが異なることがあります。
- 歯磨きをすると毎回痛がる
- 歯ぐきから頻繁に出血する
- どの歯ブラシでも強く嫌がる
- 歯並びが複雑で毛先が届きにくい
- 生え替わり期の磨き方が分からない
- 仕上げ磨きが長期間できていない
定期検診の際に、普段使っている歯ブラシを持参し、 お子さんに合っているか確認してもらうのもおすすめです。
まとめ|年齢とお口に合う歯ブラシを選ぼう
子どもの歯ブラシは、対象年齢だけでなく、 ヘッドの大きさ・毛の硬さ・持ちやすさを 合わせて確認することが大切です。
子どもが自分で使う歯ブラシと、 保護者が使う仕上げ磨き用を分けると、 毛先の状態を保ちやすく、細かな場所まで磨きやすくなります。
最初から完璧な1本を見つけなくても大丈夫。 子どもの成長や歯の生え替わりに合わせて、 その時に使いやすい歯ブラシを選んでいきましょう。
子どもの歯ブラシ選び、
一人で迷っていませんか?
「この年齢にはどれがいい?」
「仕上げ磨き用も必要?」
「すぐに毛先が広がってしまう」
歯科衛生士として働きながら、 4人の子どもを育てている私が、 ママと同じ目線でお話を伺います。
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※この記事は一般的な情報と筆者の経験を紹介するもので、 診断や治療に代わるものではありません。 お口の状態に不安がある場合は、 かかりつけの歯科医院へご相談ください。



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